Amazonのレビューと僕の考えは合わない
今日も今日とて本を読んだ。コールドリーディングに関する本だ。
中学生のころから心理学に関わる何かの仕事がしたかった。
中学生の当時は、公認心理士という国家資格なんて無くて、漠然と困っている人を助けたい!と思う事しかできなかった小さな頭の中では、学校のカウンセラーぐらいしか思いつかなかった。
中学三年生のころを思い出す。親に心理学部に入りたいと言ってみた。帰ってきた言葉は、「それ学んで何になるの?」だった。今でも思い出すと心が少しチクッとする。
確かに精神科医にでもなれば安定だろうけど、心理学を学んでどう人生に繋がっていくのか正直わからなかった。
今の僕から言えることは、別に何とかなったと思う。
これに尽きる。
結局、大学という所には今のところ足を踏み入れたことは無いが、それでも死んでいないので、何とかなっている証明としたい。あと学部レベルであれば自分で勉強できる。
聞いているかね?過去の僕は?
さて話は現在に戻りまして、大変お見苦しいものを見せてしまいましたが、そんな私が対人でのスキルを学ぶべく、読みだしたるるはコールドリーディング。
意味は、事前に情報を集めずに話術やしぐさから、相手の気持ちなんかを当てる技術。占い師なんかがよく使う手口。
「えぇ~なんでわかるのぉ~」とお嬢さんを言わせるためのテクニックのことを言う。
Amazonで調べていたところ見つけた1冊の本。なんとレビューは星4つ。堺正章もびっくりの本を見つけた。
近年本屋さんで商品を見てアマゾンで買う、なんて話はよく聞きますが、Amazonで見て図書館に探しに行くという奇怪な男はその本を発見し借りてきました。
読んで驚き。「あれ?俺は占い師になりたかったっけ?」と思わせるような内容で、圧倒的に漂う読む本を間違えた感。
最後まで「何かあるのでは?」と読んでは見たものの、為になることは少なかった。一番理解できたことは、占い師というのはでたらめ言ってても何とかなるってこと。
まぁ、いい本に巡り合う確率なんてそう高くないわけで、人の感じ方も人それぞれなわけで。レビューを書いてくれている人との相性は悪かったわけで。
顔が見えなくても、同じ価値観の人がいてくれたら、それだけでちょっとうれしいもので。だからレビューを眺めるのかもしれない。
あまり信用できなくなって、レビューを見て買うっていうやり方が出来なくなってきて、判断基準をどうすればいいのか困ってしまったそんな今日のお話。
「次はいい本に巡り合えたらいいな~」なんて適当に思いながら、タロットカードのレビューを眺めます。