ぬらりひょんの戯言

のらりくらりと生きてる奴の日々の嘆きが載っております。

寝ぼすけ君と朝マック

午前9時。無性に食べたくなる朝マック

バンズの部分のマフィンを床にぼろぼろさせ、後にコロコロで掃除する手間を差し引いても食べたくなってしまった。

 

僕の住んでいる市には朝マックを提供してくれる店舗はわずかに2店舗。2/5の割合である。

もしこれを読んでいる人が都会人なら、「少なっ」と思うかもしれない。しかしこれが田舎っぺが見せる現実の姿。

 

昔東京に初めて行ったとき、右も左もわからなかったけど牛丼屋とマックはたくさんあって、何とかなったことを思い出す。

テレビ朝日の裏にあるマックに入ろうか、隣にあった上島珈琲に人生初めて入ろうか悩んで店内の客層や雰囲気的に敷居が高く思えて、結局マックに入ったことも思い出した。

こんな書き方すると、なんだかマックが悪いみたいで申し訳ない気がするので言わせてもらうと、単に僕が東京に飲まれただけなのであしからず。逆にこんな僕でも入れる雰囲気のマクドナルドさんありがとう。

 

そんなことを思い出しつつ、近場のマックでは朝マックを提供していないことを知ったのでわざわざ遠い所まで行かなきゃいけない。自転車で。

所要時間は約30分。一番近いマックなら15分ほどで行けるのに、、、

 

そうこうしている内に時刻は10時。ペダルに足を乗せる。いよいよスタート。

最高気温は29度の本日。洗濯日和という言葉がしっくりくるほどの青空。時間もないので立ちこぎで向かう。

マクドナルドについてスマホを見る。10時30分。朝マックは10時30分までなので、ぴったりオンタイム!急いで店内に向かいます。

 

「スイマセン、朝マックください。」「申し訳ございません。ただいま終わってしまいました。」そういってメニューを通常のものに差し替えた。

くぅぅぅ~そうだよね。10対0で自分が悪いのはわかっているけど、目の前で締め切られるのは心に来た。。。チェーン店の宿命をそこに見た。ただクレーマーにはなりたくない。

「仕方ない、諦めよう」次は開店時間の7時と同時に入店してやろうと心に決めて、汗だくの男はとぼとぼ帰る。

苦笑いだとしても次はスマイルをもらおう。クルーの方は覚悟しといて頂きたい。早朝に汗だくのやつが来たらそいつが犯人です。

なんて思っていたらいつの間にか眠気はどっかに消えていた。