桃の缶詰と牛乳のいきつく先はチーズ
今日はゼリーを作った。人生で初めてゼリー作りで失敗したと思う。あんなまずいのは無いわぁ~。
5gくらいに小分けされた粉のゼラチンが残り一つだったので、これを作って今年のゼリー人生に幕を閉じようと思ってたわけです。
一応作り方を。(勇気ある方はぜひ!)
材料は、桃の缶詰と牛乳あと砂糖。いたって簡単。その辺のクックパッドのメニューよりも簡単にできる。
まず、缶詰を果肉とシロップに分け、シロップを鍋へ。加熱しゼラチンを投入。ここまでは普通だと思われる。いたって普通の工程。
そこに砂糖を加えて混ぜる。そしてここからが問題だった部分。
ゼラチン5gに対して、シロップは175g。ゼラチンが固められる許容量が確か250gと書いてあったので、足りない部分を「牛乳入れたら、フルーチェみたいになるんじゃね?」という浅はかな気持ちで投入。
そうして再び火をかけると、何という事でしょう!
あのいい感じに煮立ってプルプルゼリーになってくれるはずが、だんだんと分離していくではありませんか!
おかげで、ただ鍋の前であたふたすることしかできない男爆誕。
とりあえず火を止め、原因の追究に取り掛かりました。すると火元はまぁなんとすぐそこで、桃のシロップにありました。
成分表示には、桃、砂糖の後に、クエン酸、酸化防止剤とありました。おそらく原因はこの酸性の液体クエン酸で間違いないだろうと推測。
私の記憶では、チーズは、熱した牛乳に酢やレモン汁など酸性の液体を加えて作るものだった記憶が。。。
「はぁっっ」がっくりと肩を落とし落胆。。。もう少し火を入れていたら、ただのチーズになっていた。
結局できたのはチーズ手前のすっぱくて喉がイガイガする嫌な食べ物。とりあえず不快。食べないほうが幸せな食べ物。悲しい。
ごめんよ牛乳君悪気は無いんだ。
君と酸性のものがそんなに犬猿の仲だったなんて僕は知らなかったんだ。。。
笑えないほどまずい。。。タッパーいっぱいに広がる真っ白いまずい塊。
結局、そいつは置いといて、最初に分けた桃の果肉を食べている。このレシピはもしかしたら、桃を果肉とシロップに分ける段階で、完成だったのかもしれない。。。